普段していること、
持っているもの、
半分に減らせますか?
片付けなくちゃとか、
減らさなくちゃとか、
やんわり思ってはいても、
「どれくらい減らすか」
って明確にしにくいですよね。
明確にできていればとっくに解決していますし。。
(遠い目…)
こちら、
実にシンプルで、
いい本でした。
【書評・感想】食べすぎ・完璧主義におすすめの本「半分、減らす。」【レビュー】
ミニマリストを目指したこともあり、
正直なところ、
知っているような内容も多かったんですが、
知っているけど、
できていないことって、
すごく多いので…
できてないこと、
忘れがちなことを、
わかりやすく再確認できたのは、
とてもよかったです。
著者の川野泰周さんが、
住職であり、精神科医であるという、
なかなか特殊な経歴の持ち主で、
だからこその視点は、
貴重であるし、
説得力がありました。
タイトル通り、
半分、減らすというのは、
困らないどころかむしろいいことである、
というお話ですが、
次のエピソードが、
一番印象に残りました。
食べすぎてしまう、万年ダイエッターにおすすめの本「半分、減らす。」
食べる量を半分減らす…
いやいや、
そんな無茶な…
と思いますよね。
私は、
食べたい衝動を止めるのが、
とても苦手です。
食べたいスイッチが入ると、
もうどうにも止められず、
限界まで詰め込んでは猛省する、
そんな繰り返し。
そんな私に一番響いたのが、
このお話でした。
食べたい衝動が止められなくなることを、
やかんの水が沸騰するまでに例えています。
まだ低い40~50度のときに、
まず気づいて観察する。
ぶくぶく沸騰してからは、
温度が下がるまで時間がかかるから大変だけど、
まだ低いうちに気づければ止めやすい。
というもの。
分かっちゃいるけどできなかったことが、
やかんの話でイメージしやすくなったので、
これを練習をしようと思いました。
食べたい、
飲みたい、
吸いたい、
遊びたい、
衝動に抗うのは、
本当に難しいものです。
同じように衝動で苦しんでいる方に、
じっくり読んでいただきたいです。
まとめ「半分、減らす。」を読んで思うこと
100%ちゃんとしなくては、
の完璧主義も、
それが苦しいのならば、
半分、減らしてみたらいいかもなぁ
そんなことも思いました。
食べることも、
ブログも、
仕事も、
人生そのものも。
今、まだ、無職でいます。
もうすぐ3ヶ月が経とうとしている今、
不安じゃないと言えば、
大嘘になります。
生きる意味を感じず、
でもこの世を去るほどでなく、
まだ生きることができてはいる。
無意味な存在だなと思いながら、
私がいてくれてよかったと言ってくださる方がいる。
私はじゅうぶん幸せで、
まだ生きていていいのだと、
なんだか許されたような気持ちになり。
心のずしりと黒い部分も、
半分、減らせた気がします。
生きていれば、
こうして、
ご褒美のような出来事に、
出会えたりします。
ありがとうと思います。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございます。
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いただいたコメントは全て読んでいます。
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