ちらっとお話したことがあるかも?ですが、
長いことハロヲタ(ハロー!プロジェクトのファン)で。
ハロプロの推しメン卒業後数年ぶりに買ったCDが、
欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」でした。
欅坂46に度肝を抜かれた2016年春
公式のPVがYouTubeで公開されているのを見て、
「てち」こと平手友梨奈ちゃんの圧倒的存在感と目力に心打たれ、
いくつか種類があった中でも、Type-Aのてちジャケのを買いました。
中身もそれぞれ違うので、それも考慮して。
↓当時私が撮影した画像
私のハロヲタ人生の始まりは松浦亜弥ちゃんで、
なんと亜弥ちゃんと同じ6月25日生まれなことも縁を感じました。
(勝手に)
普段ふにゃりとかわいい年相応なところもあるのに、
曲を披露するとなると、
憑依というか、スイッチが入るというか、
その感じがゾクゾクします。
サイレントマジョリティーで見せた、
人を倒しそうな目力は圧巻です、本当にすごい。
その後も、明るい曲ではひまわりのように明るく、
クールな曲では凍てつくような冷酷さ、
演技をすれば舌打ち(「残酷な観客達」にて)まで完璧にこなし、
さらにはスーツ姿にメガネの男装姿に私歓喜!な状態。
私はかわいい女の子も大好き(憧れ)ですが、
イケメン女子も大好き(ときめき)なのでたまらない。
でもこのスーツで思い出すのは、こちら。
ハロヲタなんで仕方あるまい。
でも、申し訳ないがこれはてちのスーツの圧勝です。
(私の個人的なジャッジで)
・・・そんなわけで、
ひっそりと応援しているのです。
最近、スイッチオンの意味でのクールな無表情ではなく、
素の状態での暗い無表情な姿が気にはなっていて。
心配だったのは彼女だけではなかったですが、、
「笑えない」を経験した私としては、気が気じゃありませんでした。
そんな中での、紅白の、あの件でした。
紅白歌合戦で欅坂46のメンバーが倒れる?失神?の事故
ご存知の方も多いでしょうが、
本人たちの「不協和音」が披露されたのちに、
内村光良さんとのコラボで再度披露された「不協和音」で事件は起きました。
てち含む3人が過呼吸などで倒れて運ばれるという。
私はリアルタイムで実家で見ていたのですが、
様子がおかしいのに気づき、
父も「おい、手が震えてないか?」と心配していて、
すずもんこと鈴本美愉ちゃんが崩れ落ち、後ろに倒れるところを見ました。
欅坂46ファンの吉岡里帆さんが審査員席から心配そうに見ているのも、
見ました。
その後、倒れたメンバーを含めた集合写真が公式からアップされ、
あぁ、心配に変わりないけど、よかった。。
と思いました。
今回のメンバーが生放送で倒れるという事故に関して、
心配する以外にも色々な考え方があるんだと驚いたんですが、
私にも思うところがありましたので、少し書き残しておきたいと思いました。
その前に、、、
「不協和音」平手友梨奈のココがすごい
「不協和音」について。
こちらの曲、かなり激しくて、
力強いダンスと曲と歌詞、
とにかく圧倒されます。
てちの「僕は嫌だ」もさることながら、
私が特に大好きで何度も見てしまうのが、
3分45〜47秒辺りの切なそうな辛そうな表情、
そして、3分53〜55秒辺りの・・・
ちょっとそこの数秒だけでいいので見ていただきたい。
公式YouTube貼っておきます。
欅坂46 『不協和音』
迫力。
ゾクゾクする。。
もう、本当に表現力がすごい。
素晴らしい。
平井堅さんとコラボした「ノンフィクション」でのソロダンスも話題でしたが、
そのダンスの振り付けをされたCRE8BOYの山川さんが、
「ただ踊るだけじゃなく、体から言葉を発しているよう」
(すみませんうろ覚えなので言い回し違うかもしれないですが、、)
と言っていた通り、本当に、表現力が、すごい。
(何度も言う)
「不協和音」は一説によると、
本人が体調が悪くなると言っているとかいないとか言われていますが、
納得してしまう時点で、やっぱりハードなのでは?と思います。
「ノンフィクション」のダンスしかり。
体力的なものもあるでしょうが、
精神的にもかなりもっていかれる気がします。
(個人の勝手な意見です)
欅坂46の紅白の件で思うこと
今回の紅白でのこと。
色々な意見が飛び交っていて、
それでもダメージを受けていました、勝手に。
「不協和音」を全力で披露したあと、
さらにもう一回コラボで披露したことがどうとか、
こんな状態で出すのがおかしいとか、
働かせすぎとか、休ませろとか、プロ失格とか、
自己管理ができてないとか、不快感だとか、
本当にいろんなことが言われていました。
思うのは勝手だと思います。
でも。
私としては、、
冷たい意味ではなく、そこは切り離して考えてみては?
と思うんですよね。
それと、真実は本人にしか分からない、ってこと。
テレビに出ている人は、
あることないこと言われて大変な仕事だなって思います。
けど、それって決してそこだけの話じゃなくて、
あることないこと思われるのは誰にでもあって。
でも、それをどう受け取るかが何より大事で。
今回の件、一番悔しくて辛くて悲しかったのは本人たちだと思う。
頑張りたいのに、頑張れないとか、
笑いたいのに、笑えないとか、
感情を出してはいけないと思ううちに感情が分からなくなるとか。
頑張れると思ったのに、心と体は倒れてたって、
そういうこと、あると思うんですよ。
私、会社で過呼吸になったことがあるんです。
(売れればじゃがいもでもなんでもいいとか言い出したアパレル会社で)
上司に思いを伝えようと話をしていたか何かで、
とりあえず会議室にいたときなんですけど、
気づいたら人生初の過呼吸になっていました。
それでも、周りの上司は顔色ひとつ変えず、
「あーこれ過呼吸ってやつだからぁ、誰か〜ビニール袋〜」
みたいな声がうっすら聞こえてきました。
そのあと落ち着いてから、
上司に何か話した記憶はありません。
したかもしれませんが、無駄だったのでしてないのと同じ、
というくらいしか覚えてません。
それと別の会社での上司の一件もありましたが、
当時はすごく辛かったし、
「なんで自分はこんなにダメなんだろう」
「頑張りたいのに頑張れない」
「自分のことを分かってもらえない」
「もっと頑張って伝えないと」
なんてことを思って、苦しみました。
でも、今、思うことはひとつです。
「自分のことは誰にも分からない」
それに尽きます。
諦めてるわけではないです。
事実だからです。
他人の意見は勝手に生まれるから、止められません。
他人の意見は勝手に生まれるから、変えられません。
でも、それをどう受け取るか、
何を受け取るか、
それは自分で決められます。
それだけは、自分で選べます。
そう落ち込みたくないのに、落ち込む、というのは、
私の大得意なことなので、よく分かります、が、
落ち込むときは落ち込んでいいし、無理に止めなくていい。
そこで、「いや落ち込んでない落ち込んでない・・・」
と、自分の感情を無理に抑え込むのが問題で。
そうすると、今笑っていいのか?泣いていいのか?
自分の顔が笑っているのか?怒っているのか?
嬉しいのか?悲しいのか?
そういうのが分からなくなって、じきに「壊れ」ます。
笑えなくなります。
笑ってるつもりなのに笑えてないとか、
気づいたら涙が出てる、なんてことになります。
私は、そうなりました。
会社に向かいながら泣いてるとか、
何が楽しいか分からなくなったりとか、
これは笑う「でき」場面か?と感情を考えたりとか。
そうならないためにも。
「自分の感情を味わう」というのが大事とは、そういうことです。
それがちゃんとできるようになって、
辛くても、苦しくても、ダメになっても、
ふと、「選べる」ようになる。
年齢は関係ないかもしれないけど、
それでもやっぱり10代半ばでまだ経験が少ない時期に、
大人と一緒になって働くって大変。
それも、「残酷な観客達」がいつも監視している中で。
活動をお休みしたり、
すごく真面目ゆえに大変なんだろうな、、と勝手に心配しています。
ずーみんこと今泉佑唯ちゃんが、新年のブログにこう書いていました。
自分に厳しくお仕事に励んでいけたらいいなと思います。
ぬぉぉぉぉぉぉぉおおお・・・
違う、自分に「優しく」ていいんだよぉぉぉぉおおおお!!!!!
と、非常に気持ちの悪い叫び声をあげました(心の中で)
でも、本当に。
十分自分に厳しく頑張ってる人が、それで苦しくなってるのに、
さらに「厳しく」励んじゃダメだよ、、って思ってしまう。
感情移入してしまう。。
「いや、自分は全然頑張ってないんで!甘いんで!だからダメなんで!」
って自分に対して思う方もいらっしゃるかもしれません。
何を隠そう私がそういうタイプだからです。
その結果、どうなったか?というと、
先ほどのお話でもお分かりいただけたように、
ダメになりたくなくて頑張ってたのに、
ダメになってしまったんですよ、最悪な感じで。
でも、そういう時に、大好きな妹が言ってくれました。
「いやいや頑張りすぎだから!もっと甘えていいから!!」
すぐには受け入れられなかったし、そう言われてもなお
「いやいや全然自分ダメだし!もっと頑張らなきゃ!!」
って思ったりもしました。
時間はかかりましたが、
やっと、「いい意味で、自分に甘く」ができつつあります。
とはいえ私は30代。
早いのか、遅いのか。
でも、必要な時期に悩み、必要な時期に救われた、
そんな気がしています。
まとめ
妙なテンションで書いてしまったので、
まと、、まらない、、ような感じですが、、
とにかく!
本人が「やりたい」なら、
他人の言葉に耳を貸さず、
自分の心の言葉、信じたい人の言葉を聞いて、
これからもやりたいように突き進んで欲しい。
「そういう歌」を歌わせておいて、
そういうことをさせられない環境なら、
本当にかわいそうと思ってしまいますが、
よくあることといえばそうですよね。
社訓とかね、あてにならないもんね。。
(全部じゃないにしても)
私は欅坂46を応援し続けます。
そして、やめたいときはやめたらいいと思ってしまいます。
それが幸せな道なら、それを応援したい。
自分の心と体、そして命より大事なものなんてない。
では、今日もここまでお読みいただき、
ありがとうございます。