セラミュー2017の感想、後編いきます!
前編はこちら。
ネタバレを含みますので、DVD発売を待ちたい方や見たくない方はご遠慮ください。
ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Le Mouvement Final- 感想(後編)
またも長いですが、よろしければお付き合いくださいませ、、!
演出、プロジェクションマッピング?と技等のマッチングがすごい
実は、チケットを取る前くらいの時期に、
予習的な気持ちと、興味本位とで、
以前のミュージカルの感想を検索して見ていたんです。
そこで、結構辛口なレポを見てしまって。。
そっか、あまり期待して痛い目見るといけないかな。。
みたいな気持ちがちょっとあったんですね。
(ごめんなさい)
ですが、今回初めて観る私は、以前と比較することはできないけれど、
私は今回の演出、素晴らしかったと感じました。
そして、過去の辛口な声があったからこそ、
よりいいものを、と改善をしてくださったというのもあるのでは?とも思ったし、
そういう声もやっぱり大事なのかもって思いました。
スタッフの方に感謝しかありません。。
どうしても、変身シーンにしても、技にしても、
漫画やアニメだからこそ二次元で表現できることって多いから、
それを現実に表現するのって、当然難しい。
でも、だからって仕方ない、って諦めず、
どうしたら表現できるか?って考えて、
最善の表現ができるようすごく苦労したんだと思います。
以前がどうだったか分かりませんが、
私は技が繰り出される度に感動しっぱなしでした。
実際に炎や水は出せないけれど、
それを、セリフとぴったりのタイミングで、
映像(プロジェクションマッピング?)で表現されていました。
どういう仕組みか分からないけれど、
映像のスタッフの方のスゴ技なのでは。。
これがそれぞれすごい迫力があって、
ちっともチープな感じもなくて、
本当に技が繰り出されているような感じでした。
技以外でも、
砂漠が川になって流される感じとか川の流れとか、
敵であるカオスとか、
スターシード(心臓のような大切なもので、なくなる=死)とか、
もう、映像がすごく効果的に使われていました。
映像以外も色々すごかった。
舞台の回る感じも、よかったし、
忘却の川のマントぽい人達のマントの使い方、ランプの使い方もよかったし、
人の消え方もすごかった。
後ろの方で見ていたから余計にっていうのはあるかもしれないけれど、
一瞬で消えて、手品かと思うほど。
(ただ、、2回目に観たとき、超大事なシーンであるギャラクシアが消えるとき、
明るくなるのが早すぎたのか、ギャラクシアが走って舞台袖に向かうところが見えちゃって、、
それはすごく残念だったけれど、あ、やっぱり走ってるのか、、と分かった。)
それと、エターナルセーラームーンになる早着替えが神すぎた。
早業、神業。。。
感動に拍車がかかりました。
衣装も素晴らしい!
私は自分で服を作ったりするのを仕事にしていたこともあるし、
舞台衣装に興味があったりもするので、
衣装は特にすごい見てしまう方なんですが、
セラミュ—はさすが、すごい!!!
プロフェッショナルの本気を感じました。
何がどうって言えないんですけど、、
あれだけ原作に忠実に、人の体を美しく見せる服を作れるって、
本当にすごいって思って、感動の嵐。
ところで、セーラー戦士たちの胸元のリボンの中心のハート、
みんな透明でツヤッとしている質感なのに、
ウラヌスだけマットな感じに見えたけどわざとなのか、、
それが気になって仕方ないけど真意の確認のしようがない。。
ツヤがあるとかわいくなりすぎるとかそういう配慮だったらすごいな。。
それと、はるかさんのウエディングドレスデザインが絶妙でした。
胸はつぶさないでむしろアピール、
スカート部分はチュール素材、
裾にだけ繊細なレース、
中に白のハイウエストのスキニーパンツが透けてる、
っていうデザインで。
ここでメンズライクすぎるタキシードとかスーツっぽいものじゃなくて、
ちゃんと「ドレス」を着ていたのが素晴らしいし、
本当、デザインが絶妙すぎて、感動しました。
しかも、原作ほどガーリーではない、という。。
素晴らしかった!
思わず忘れないうちにメモしたのがこちら。
タキシード仮面様のタキシードも、美しかった。。
裏地に至るまで、美しく、マントをひるがえすのもすごく映えていた。。
アニマメイツの衣装も素敵だったけど、
特にティンにゃんこのセクシーな脚のベルト、よかったなぁ。
脚にぴったりしているのもさすが。
ゆるすぎてもきつすぎてもダメと思うから絶妙。。
全部あげるとキリがないけど、
全部よかった、本当に、、!
ティンにゃんことアイアンマウスのやり取りは回替わり?よかった!
失態をして電流ビリビリされて動けなくなったアイアンマウスに、
見かけによらず優しい(失礼)ティンにゃんこが駆け寄って、
体を起こして支えて一緒に歩くシーン。
つらそうにするアイアンマウスを気遣うティンにゃんこ。
そこで「ぐぅぅぅぅぅ」とアイアンマウスのお腹が鳴り、
「おなかすいた、、」
って言うんですけど。
それに呆れるティンにゃんこの返答?が回替わりのアドリブだったんですかね?
2回目のが好きで、
にゃんこ「あんたがおなか空かせてるとあたしの方がおなか空いてくるのよ」
マウス「本当、、?」
みたいなやり取りをするんですが、
ねことねずみだからのユーモア?とか、
百合的妄想を膨らませてしまえたりもして、
いい回を観られたと思いました、、!
はるかさんのボタンが外れるセクシーなハプニング
これは2回目に観た時のハプニングでしたが、
はるかさんと星野の決闘?シーンで、
はるかさんの星柄シャツのボタンが一つ多く外れて、はだけ気味に、、!
・・・セクシー!!
が、すぐさま合間にとめてしまって残念、、いやさすが、、!
ライブがまた素晴らしい!!!
「恋するSatellite」等、セラミュー!な曲を聴けて感無量。。
「ムーンライト伝説」もよかったです、、!
まさかここでPPPH(アイドル界でおなじみの手拍子の一種)をするとは、、
せっかくなのでしっかり楽しんできました!
そしてですね、1回しか観ていなかったら気づかなかったと思うのですが、
なんと、セットリストがランダムだったんです。。
そして、2回目の観劇の際に、
ぶわぁぁぁああああと泣きそうになりました。。
1回目は、外部系戦士4人での曲で、これも素晴らしかったんですが、
2回目は、「Eye of the Storm」、、
ウラヌス&ネプチューンの、神曲、、、!
優雅に舞い踊るウラネプが拝めて、至福でした。。
1回目観た時に、「セットリストはコレ」と思っていたから余計に、
えぇぇえええ!??と衝撃を受けました。
でも、私としては嬉しかったですが、
他の外部戦士(サターン、プルート)やそのファンの方としては不満なのでは?
と妙に気になってしまいました。
ウラヌス、ネプチューンはいずれにしても出番があるけど、
ウラネプ曲の回だと、サターン、プルートは出ないから。。
いや、でもどっちも観られて本当によかった!
2回観ることができて本当によかった!
と心底感じられた瞬間でした。
ライブだけでもチケット代に匹敵すると思えるお得感。。。
最後の幕が降りるとき、ウラネプが手をつなぐ、、!
最後の最後、これがもう、、たまりませんでした。。
ウラヌスがネプチューンの手をスッと取り(当然のように)、
それから、ずっと、離さない、、!
ここはもうウラネプに視線ロックオンでもうすごい見守ってました。
1回目だけだったらどうしようと心配していたけれど、
2回目もしっかり手を繋いでくださっていたので幸せでした、、!
ネプチューンの余裕の優雅な微笑みが素敵でした。。
ウラネプファンはきっと皆さん同じ気持ちで見守ったことでしょう。
ちびちびWキャスト、どちらも観られてよかった!
2回観るにあたって、せっかくならWキャストのちびちびを、
どちらの役者さんでも観たいという欲が働いてしまったので、
意図的にチケットを取りました。
山口陽愛ちゃんの方が少しお姉さんぽく、はきはき喋る感じで、
新津ちせちゃんはちょっと舌っ足らずな感じで可愛い感じでしたが、
2人ともすごく表現力があるし、とにかく愛らしかったです、、!
「・・・うふふふふ!うふふふふ!」
みたいな、絶妙な間の後に笑い去るシーンが、
とても印象に残っています。
(会場の皆様も癒されたのか笑いが起きていた)
神妙な面持ちで、難しいセリフでしっかり演じきる姿も、
あんなに小さいのに、存在感がとても大きくて圧倒されました。
ちせちゃんは、新海誠監督の娘さんということでも注目されていましたが、
何かのインタビューで監督のことを聞かれた時のこと。
「絶対聞かれると思ったー聞かないでって言ったのにー」
みたいな返しをしていて。
(正確な言い回しは覚えていません、ご了承ください)
あぁもうこの年齢でしっかりしているなぁ、と関心したんですが、
大物になりそうですね、、!
回替わりの来場者プレゼントが豪華で感激!
すみません、初心者すぎて全然そういうものがあるのを知らずに行ったんですが、、
なんと、回替わりで来場者プレゼントがありました!
これがまた素敵で!とっても得をした気持ちになれました。
私が参加した回は、偶然どちらも原作の絵柄のポストカードで、
嬉しくて飾り棚に飾って楽しんでいます。
(汚れたりしないように一応ビニールやファイルに入れてます。)
こんな感じです!
見るたび観劇の感動が蘇って、間違いなく「ときめく」モノです。
ラッキーでした!
・・・ということで、なんとも断片的で偏った感じのレポでしたが、
印象に残ったことを掘り下げて書いてみました。
あとは細かいことですが、、
座席のS席とA席の違いで散々悩んだ結果と、オペラグラスの大切さ
勝手が全く分からないので、
S席とA席でも散々迷ってA席を取りましたが、
多少遠いにしてもかなり近いし、全体が見渡せるし、
座席に充分な段差がついているので、人の頭がかぶることもないし、
私はA席が合っていると感じました。
そして、一応、、と思って持ってきたオペラグラス(双眼鏡)が大活躍でした。
舞台全体を観るのには向きませんが、
「ここのはるかさん(ウラヌス)は、、!」
「ここのウラネプ(はるみち)は、、!」
「ここはじっくり衣装が見たい!」
みたいな時にはしっかりはっきり観察できましたので、
持って行って本当によかったです、、!
まとめ
初めてのセーラームーンミュージカル、
本当に本当に観に行けてよかったです、、!
2017年の豊富の中に、
「会いたい人に会う」
「行きたい場所に行く」
というのを掲げていたので、
セラミューは絶対に行きたかったんです。
変な話、こういうものはいつまでもあるものではないし、
自分だって、役者さんだって、いつまで存在するか分からないので、
思い立ったときに行かないと後悔すると思うんです。
今まで「いつか会えたら」「いつか行けたら」
と、つい、先延ばしにしてしまうことが多くて。
それで後悔することが特に最近多いように感じていました。
なので、「いつか」を、なるべく近い未来に変えられるように、
できることは積極的にするようにしようと決めました。
2017年ももう残り3ヶ月程となりましたが、
辛いこと、苦しいこともたくさんあったけれど、
「会いたい」「行きたい」を、少なくとも3つは実現することができました。
これはとても達成感がありますし、心からよかったと思えています。
皆さんも「いつか」と思っていること、多いのではないでしょうか。
「いつか」を「いつか」のままにするのも、
「いつか」を「今」にするのも、
自分次第です。
自分だけでどうにもならないこともありますが、
できることってたくさんあります。
自身がない人にこそおすすめしたい。
なんでもいいから、「今」やってみることを。
きっと、幸福度が上がります!
セラミューは、今回の公演をもって、
一度、「完結」になったとされています。
次回がいつになるか分からないですが、
今回参加できたことを幸せに感じるとともに、
次回の公演も、心待ちにしたいと思います。
素晴らしいものを観ることができて、本当によかったです!
DVDはもう絶対に買うしかない。。
そして!
公式で一部シーンの動画が公開されていて、感動が蘇ります。。
どうですか!!
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では、今日もここまでお読みいただき、
ありがとうございます。