“お金”から見る現代アート…
お金とアート…?
私はどちらかと言えば、
アートにも興味があるし、
お金にも興味がある。
が、
アートは分からん…
って方でも、
(むしろそういう方こそ)
お金に無縁な人はいないし、
人生に役立つなって思った本。
読んでふむふむと思えた人は、
本の中で言うところの、
「目を鍛える」「耳を鍛える」
の素質がある人と思う。
本「“お金”から見る現代アート」でよかった3選【書評・感想・レビュー】
アートって何?とか、
アートの価値って?とか、
どうやって金額が決まるの?とか、
そういう知識的なものがメインな気はするけれど、
(それもとても学びになったけれど)
個人的によかった3選は、
こんな感じ。
嫌いだけどすごいは買い
買いな理由になるほどな〜
けど私なら買わないかもと思いつつ、
個人的に思ったことは…
みなさんは、
「嫌いだけどすごい」
って、
思えますか?
案外、
気をつけていないと、
「嫌いだから嫌い」
(思考停止)
になっちゃうこと、
多いよなぁ…と。
私も、
買う買わないはさておき、
「嫌いだけどすごい」
と思える思考は持ってたい。
そう思いました。
奈良美智さんの「ぼくは描きたいものしか描かない」
奈良美智さんのアートは、
見たことがある方も多いはず。
奈良美智さんの、
「ぼくは描きたいものしか描かない」
という言葉。
特に今の自分にはグサッときましたが、
みなさんはどうでしょうか?
同じ作家でも価格が違うのは…
同じ作家で同じサイズの絵だとしても、
価格が違うのは…
ざっくり言うと、
コレクター的な好みは二分され、
象徴的人気モチーフを好む多数派か、
逆に珍しいもの好むか。
奈良美智さんなら、
女の子や子犬は前者、
貴重な作品でもその他は後者、
という感じ。
なるほどなぁと思いつつ、
普段の生活でも同じことが言えるなぁと。
洋服やバッグでも、
仕事、旅行、住む場所、
色々な場面で、
選び方に違いが出ますよね。
正解はないけれど、
「どちらを選ぶか」
「なぜそれを選ぶか」
意識するとしないとでは、
人生の満足感も変わってきそう。
まとめ「“お金”から見る現代アート」を読んで思う、大切なこと
やっぱり経験するって大切だな〜と、
改めて思いました。
色々な料理を食べるからこそ、
あ、これは何っぽいな、
と思うことなどが例にありました。
経験しないと、
何も分からないですもんね。
食わず嫌いは、
そのままじゃもったいない。
食べてやっぱり「嫌い」でも、
「これは嫌い」と経験になるし、
「あれ?意外と好き」になるかもだし、
決めつけず色々経験することは、
自分の可能性を広げることであり、
自分の「好き」を深めることでもあり、
経験することそのものに意味がある。
本を読んで、
何か感じることも、
アートだな〜と思ったりする。
体験してみませんか?
村上隆さんや草間彌生さんの、
遅咲きエピソードも、
作品の価格推移も、
すごい規模感ではあるけれど、
ヒントにできる人も多いはず。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございます。
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