おすすめ本(書評・感想)

家族の認知症介護がつらい人におすすめしたい本、ボケ日和【書評・感想・レビュー】

認知症の家族を介護している、
という方は、
時にしんどくなって、
泣きたくなる日もありますよね。

私は大好きな祖母が認知症になり、
要介護3の認定を受け、
通い介護をしていたりするので、
その気持ちがよく分かります。

ブログでも祖母の話は結構してきましたが、
認知症のことは初めて書きます。

祖母は現在、
完全に施設に入所はできておらず、
自宅と施設で過ごす、
という状態です。

先日、ちょうど祖母の家から帰る時、
駅の本屋さんにふらっと立ち寄り、
そこで出会ったのがこちらの本。

新刊だったようですが、
このタイミングで読めて本当によかったです。

母方の祖母なので、
すぐに母にもこの本を教えました。

家族の認知症介護がつらい人におすすめしたい本、ボケ日和【書評・感想・レビュー】

深刻になったのは最近の話なので、
本当にすごいタイミングで読めてありがたかった。

表紙のイラストに合うような、
寄り添うような、やさしさのある本でした。

読みながらちょっと泣きそうになるような、
大変な気持ちからでもあり、
救われるような気持ちもあり、
介護の先輩の言葉は偉大でした。

「そういうものなんだな」
「私だけじゃないんだな」
「こうやって考えてみよう」
「苛立つ自分を責めるのやめよう」

など、

無意識に抱えていたストレスも、
ほぐれていくようでした。

もし、

認知症の介護でしんどく、
思い詰めてしまっていたり、
本人にイライラしてしまったり、
一人で抱えるのが苦しいという方は、

向き合う現実は変わらなくとも、
読むことでメンタルや行動が変わる部分があると思うので、
そっと開いてみると楽になるかもしれません。

本「ボケ日和」を読んで、母に伝えた「お前が盗んだんだろ事件」のこと

本を読み終えて、
すぐ母にすすめたのですが、
はじめに伝えたことがあります。

母は祖母の前にも、
重度の認知症になった父方の祖父も、
懸命にサポートしていたんです。

それは今の祖母よりもずっと過酷で、
母に対して悪態をついたり、
「あんたがお金を盗んだんだろ!」
とひどいことを言ったりしていました。

その後、施設に入所しましたが、
自宅で過ごしていた間、
本当に大変なことばかりでした。

「ボケ日和」を読んで、
まず母に伝えたというのは、

「お前が盗んだんだろ事件」
についてで、
まさに祖父もそれだったんだなと思ったんですが、

犯人にされてしまう人というのは、
その人のことを一番世話してる人の勲章、証拠だ、
ということが書かれていて、

だから、
お母さんはおじいちゃんの一番だったんだね、
って伝えました。

それと、

一番しんどい時期は2年間だ、
というのも納得であり、
救いのひとつでした。

その間に、
怒り爆発の時期もあったりで、
まさに祖父のときはそうでしたが、

これから祖母もそういう日が来るのかな…
と思うとやっぱり辛いんですが、

今まだおだやかであるうちに、
今まだ私を笑顔で迎えてくれるうちに、
なるべくたくさん楽しく過ごしたいです。

もう何年も前から、
これが最後かもって思いながら過ごしてはいますが、
(これは祖母に限らず全ての人に対して意識してます)

できれば長く、
一緒の時間を過ごしたいです。

まとめ

良くも悪くも、
リアルな話なので、
私のようなまだライトな状態ではなく、
もっと大変な方は、
また受け取り方が違うのかもしれないです。

私自身、
今読んで感じることと、
これから祖母の状態が変わった時に感じることは、
違っているかもしれません。

それでもやっぱり、

「自分だけじゃない」
「仲間がいる」
「ひとりじゃない」

って思えるって大きいと思います。

中でも、弄便(ろうべん)の話は、
壮絶すぎたんですが、、

まだそうじゃないと思うと、
多少の不衛生や悪臭も忍耐できる…
と思えたので読んでよかったかなと。。

接客業をしている時、
トイレ掃除をしようと入ったら、
まさにその弄便の惨事が一面に広がっていたことを思い出しました。

あの時はつらすぎて半泣きで必死に掃除しましたが、
今になってあれが弄便であったのだと理解し、
そしてそれは常連さんだったんですが、
それを境に店に来なくなったことを思うと、

あぁ…
ってなりました。

家族や身近な人がそうなるかもしれないこと、
自分がそうなるかもしれないこと、
色々考えることは多いですが、

あまり悲観的にならず、
目の前の現実を受け入れ、
そのときできることをやっていこう、
と思います。

今、介護でしんどいという方の心も、
救われることを願っています。
お互い、なんとかやってきましょうね。

ここまでお読みいただき、
ありがとうございます。

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ABOUT ME
まなき
ミニマリストの途中。服飾専門学校卒でアパレル業界勤務経験アリ。洋服のお手入れ、お直し、心や部屋のお掃除の話など徒然。

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