久々の更新。
心屋仁之助さんの本の話を。
今まで何度も助けられてきました。
今日はこちらの本の中で、
私なりに思ったこと、考えたことを。
「人間関係や仕事、恋にも有効!マンガで学ぶ心屋仁之助の「非常識」でコミュニケーションはラクになる」
まず、漫画なのでとっても読みやすいです。
細かい文字を読むのも疲れた、、
という方にもおすすめしたい読みやすさ!
心屋さんの他の書評はこちら。
褒められたとき、否定してませんか?
これにギクッとした方には、ぜひおすすめしたい本です。
褒められたとき、なんて返しますか?
無意識に否定してませんか?
私は全力で否定してしまうことが多くて。。
本の中で、
「褒め上手」になるための方法とは
「褒められ上手」になること、
というようなことが書かれています。
自分が周りからの「褒め」で満たされると、
他人の「褒めポイント」が見えてきて、
自然と「褒め上手」になっていく、と。
「褒められ力」を言い換えると、
「受け取る力」だと。
・・・とすると、褒められたとき、否定するということは、、?
私、ここでハッとしたんです。
昔お付き合いしていた人に、
「かわいい」と言われても、
自分で全くそう思わないし、信じられず
「あなたはモノズキなんだね」と言ったら、
「なんでそんなこと言うの?
すごい失礼なこと言ってるの、分からないの?」
と、ものすごく怒られたことがあって。
当時は怒られた意味がさっぱり分かりませんでした。
何年か経って、
心屋さんの言葉を知って、
やっと分かりました。
あれは、自分を卑下しているのではなく、
相手の感情を否定していたということだった。
だから、怒られたんだ、とやっと気づいて。
確かに、自分の好きなものを否定されたら、
すごく嫌な気持ちに、悲しい気持ちになりますもんね。
今も自分の顔がかわいいとは到底思えないけれど、
それでもやっと、
あなたにとってはかわいく見えてるのね、ありがとう、嬉しい、
と思えるようになりました。
私にとっては革命的でしたよ。
これが「受け取る力」ってことかな。
失礼なヤツになれ
失礼なことをしてはいけない、
そう教わってきた人は多いはず。
でも、この本では、
仕事では、まず対等な関係で話をしなければうまくいかない、
決して「下」から言ってはいけない、と。
卑屈になってはいけない、と。
卑屈になるってことは、
大前提、私はあなたより価値が下なんです、
って相手に伝えてるってことですよーって書かれてます。
それってつまり、向こうが「上の立場」で固定されること、と。
お願いをして向こうが受け入れるということは
向こうにもメリットがあるということで、
これは対等の関係。
そこを「下」からいっちゃうと、お願いを聞いてやった立場だから、
不具合などでクレームが起きやすい、と。
デメリットも言えちゃう自信がある営業マンなら信頼され
クレームにもなりづらい、というようなお話。
うーん、確かに、、って。
これは例えば友人や恋人、家族との付き合い方でも言えるかなと。
やはりどちらかが「上」「下」だと、
やっぱり問題が起きやすくないでしょうか。
これは大切なポイントだと感じます。
頑張る=報われる、ではない??
頑張れば報われる、頑張らないと報われない、って思っちゃいませんか?
ですが、本の中で、
本来、「頑張る」と「報われる」は全然関係ないこと、
というような表現があります。
頑張らなくても認められることを信じ、
認められるための目標を立てることをやめると、
「頑張らないと報われないスパイラル」から、
「楽しく好きなことやっていたら、なんか知らんけど、
大きい結果がついてくるっていう面白いスパイラル」に入る、
そんなことが書かれています。
・・・いやいやそんなことはない!って思いますか?
頑張らないとダメに決まってるって?
でも、そうやっても報われなくて苦しかったのは、
私だけじゃないはずです。
頑張っちゃえる人の特徴について書かれているんですが、
「頑張らない人を周りに増やしちゃう」と。
ある意味ダメな上司を育ててるのは頑張っちゃう部下だ、と。
ここで部下が、頑張らない、を選べば、同じ位置に立てる、と。
これも目からウロコで。。
「私が頑張らないと」と張り詰めてた学生時代を重ねてしまいました。
「親がダメだから頑張らないと」の私の気持ちが、
親を頑張らない人にさせていたのかも。
え、ダメな親をつくったのは自分だったの、、?
(親及びお金のことでは結構苦労してきました。)
でも、そこで自分を責めるでもなく、親を責めるでもなく、
だから今の私があるし、そもそも自分がやりたくてやってたんだし、
と思えるようになってきてたいぶ楽になってきました。
(今でこそ恨んではないけど、当時は相当しんどかった)
きっかけをくれた心屋さんに感謝です。
自分が素晴らしいと思うものを見た時は
自分が素晴らしいと思うものを見た時は
自分の人生の予告編を今見てるんだって思っちゃえばいい
自分の中にあるものしか僕らは見てないから
その同じものは自分の中にもあるってこと
すごいなって気づけることはその人に、近い、ってこと
あの人のようになりたい、と、憧れを抱く人とあなたとは、
すでに同じ、であるというサイン
(一部言い回しが不確かかもしれませんが、引用マークで載せました)
心屋さんの言葉を聞いて、
「お、じゃあ私も、すでに同じ、なのかしら!えへへ」
と、調子に乗ってみた。
そういえば、尊敬したり憧れていたりする方に対して、
妬みとか羨ましさというジメーっとした気持ちはなくって、
すごい!素敵!私もなりたい!っていう、
キラキラっとした明るい気持ちを素直に抱いた。
わ、そっか、私、もう素晴らしいんだな!
(練習です、調子に乗る練習、、!)
というようなことをふわっと思えたりした時点で、
なんだかとってもいい気分、です!
まとめ
人とのコミュニケーション術、のようなことを求めている方というより、
人とのコミュニケーションがなぜかうまくいかなくて悩んでいる、、
って感じの方へおすすめしたい本です、個人的には。
特に、
「自分のせいでうまくいかないのでは?」
と、自分を責めたりしてしまう方に。
「失礼なヤツになれ」とか、
「ダメな上司を作っていたのは頑張っちゃう部下」とか、
自分が大切にしてきた常識やマナーって、
それこそが間違いで、「非常識」だったのでは、、?
と思ったり、
それこそがうまくいかなかった理由かもと思ったり。
自己肯定感の低い方(私、私!)も、
自分を肯定できる気持ちが湧いてくる、いい本です。
他にもおすすめしたい本は色々!
少しずつでも書いていけたらと思います。
では、今日もここまでお読みいただき、
ありがとうございます。
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